2017-12-16

フェスとあさ市の素敵な関係〜神明通りあさ市に寄せて〜

西荻ラバーズフェス朝市リーダーのタカです。

西荻ラバーズフェスは、年に1度きりの大きなお祭りですが、
西荻には他にも「神明通りのあさ市」「こけし屋のグルメの朝市」「西荻昼市」など、年間を通して行われているイベントが様々あります。
実は西荻ラバーズフェスは発足当初から神明通りのあさ市に出店させてもらっています。
今回は出店に至る経緯と私たちの思いをほんの少しだけご紹介したいと思います。

今でこそ西荻内外の方々にそこそこ知ってもらえるイベントにまで成長してきた西荻ラバーズフェスですが、発足当初は当然ながら知名度ゼロ。
ただ「西荻が好き」というだけ集まってしまった、何のスキルも実績もない素人集団でした。

何しろ右も左もわからない中でのスタートだったため、とにかくイベントにおける経験値を増やさねばならぬという思いが徐々に湧いてきました。
とは言うのものの、いきなり大規模なイベントに参加するほどハートも強くなく、そもそもが「西荻ラバーズ」なので外に打って出るモチベーションもない。
どうしたものかと途方に暮れていた時にチャンスを与えてくださったのが神明通りのあさ市だったのです。

もともと実行委員長の高橋が経営するGreenbecks CANDLEが神明通りに位置していたことがきっかけとなり、東銀座商店会の会長さんからチャンスをいただき、自分たちのブースを出させていただくことになりました。
ブース出店の主な目的は、①フェス開催までの広報活動、②資金稼ぎ、③イベンターとしての経験値アップ、の3つでした。

無名イベントで、かつお金も経験もない集団だったので、とにかく動いて活動を知ってもらい、わずかでもお金を稼いで、イベント慣れする必要があったのです。
地方創生やイノベーションの現場では「よそ者、若者、バカ者」がよく挙げられますが、振り返ってみると当時の私たちはまさにこの3大要素を満たしていたのかなと思います。
西荻出身でない、20代から30代の、経験値ゼロの人たちの集まりを温かく迎え入れてくれたのが、神明通りあさ市だったのです。

神明通りあさ市は、40年以上続く長寿イベントで、その長い歴史の中でわずか2回しか中止になったことのない驚異の実行力を持ち合わせています。
その中で月一回、出店者として参加させていただくことで、出店者サイドの目線やブース運営のノウハウを身につけていくことができました。

少し大げさに聞こえるかもしれませんが、要すれば、私たちのイベントは神明通りあさ市に育ててもらったようなもので、あさ市での経験なしには西荻ラバーズフェスの成功は成し得なかったと思います。
商店会長さんや商店会の方々には感謝してもしきれず、私たちに出来ることと言えば、ただただあさ市を盛り上げることだけです。
その思いを形にすべく、今月は「こけし輪投げ」を商店会とコラボして実施したいと思います。
豪華景品を用意してたくさんの方のご来場をお待ちしております!

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