2018-03-15

「気になる」が楽しい毎日になるきっかけ

「お食事美味しそう」
「音楽好きな人がいるのかな」
「あの雑貨可愛い」
「空いた時間どこかいいとこないかな?」

そう思いながらお店に入る勇気がなく。
ポツリと1人で駅と自宅を「気に」ながら往復していた、住み始めてからの3年間。

たまたま見かけた「西荻でフェスやります!」。
モヤモヤしていた気持ちを勇気に変えて飛び込んだ先には、同じような事を考えている人がいました。
中にはもちろん西荻通もいて”気になっていた西荻”を楽しそうに語り「一緒に行こうよ」と誘ってもらい。あの3年は何だったんだろう?と思うくらいの勢いでお店に入れるようになりました。
「どこどこで飲んでいるよ。おいで!」と夜な夜な連絡があって駆けつけると、終電なんて気にしない、家がご近所の新しい友人たちがほろ酔いでワイワイとして。時にはその場に知らない人がいたり「さっき隣で飲んでいて、2軒目誘った。」と。

何度か通うと自分を覚えてくれる店主さんや常連さん。
「ここに行ったらいいよ」と、飲食・雑貨・お花・本・お食事・病院・お土産、あれやらこれやら各々の「オススメ」をせっせと教えてくれたり。
気づけば西荻で買い物も事済むようになりました。

出会ったものが沢山ありすぎたその後の3年、現在も継続中。
一生ものの出会いが今ここにあります。

たぶん、「きっかけ」が無ければ入ることのなかったお店と、出会うことのなかった人やモノが数えきれないくらいあって。
もしも「きっかけ」を欲しい人がいたらと、三年目の「西荻ラバーズナイト」を開催しようと思った次第です。

例年と違い、チケットを使った今回のナイトイベント。
ちょっとハードルはあるかもしれませんが、それ以上に素敵なおもてなしをしてくださるお店がご参加くださいました。お店もカフェ・レストラン・居酒屋・バーなど様々で、それぞれ個性もあり西荻らしさを存分に放っております。
開催期間中には音楽やトークやエンターテイメント、多種楽しいイベントも色々ありますので、こちらにもぜひ足を運んでください。
ささやかな「きっかけ」ではありますが、このイベントを機に西荻での「いつもと違う何か」に出会ってもらえたら嬉しいです。

個人ごとですが。

お店を出る時の「おやすみなさい」が大好きです。
何だかね、自分も他のお客さんもお店の人も絶対に笑顔。
家族以外と交わすその言葉がその1日をとてもほっこり終わらせてくれる。

「おやすみなさい」
この声がまちに沢山聞こえ響くようになったら嬉しいです。
夜の西荻であいましょう。

西荻ラバーズナイト企画担当 清藤 惇子

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