2018-02-20

変化する時代と街とともに歩むールミネ荻窪【PR】

「街の顔」として…地域の魅力を発信することで、街を活性化したい

―運営面で大切にしていることや気を付けている部分はありますか?

加藤:出店者の方に必ずお伝えするのは、「(大事なのは)売上ではない」ということ。出店するか/しないかを決める前にお伝えするようにしています。『ルミネ』というワードを聞くと、どうしても「しっかり売らないと」と構えられる方が多いのかなと思っていて…。でも、地元の魅力的なお店を紹介したい、多くの人に知ってほしいというのが『なみイチ』のベースとなる考え方なので、ここをブラさずに、大切にしています。『なみイチ』はインキュベーション(※注)事業なので(いいお店を)探って、発掘して、紹介していく。『ルミネ』がそこから得られるものは、お金ではないという感じはします。

※起業や新事業の創出を支援し,その成長を促進させること。英語で「卵が孵化する」という意味から転じて、新規事業の立ち上げを支えながら育成するという意味の経済用語として用いられるようになった。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

―そうやって街ににぎわいができることが、まわりまわって『ルミネ』さんの事業のためにもなっていくということなのでしょうか?

加藤:そうなんです。街に来てくれる人を増やしたり、地元がどんどん盛り上がることが、ゆくゆくは私たちのように商業をやる者の活性化にもつながってくるし、地域が発展するということは、地元の事業者の方たちにも元気が出てくるということなので、社会貢献にもなるよね、というのがベースにあります。『ルミネ』は「街の顔」となる駅にあるので、はじめて街を訪れたときに、改札の横に素敵なお店がパッとあると「あ、面白そう」と思ってもらえる。いつも利用している人たちにも、いつもの入り口のところに「今日はまた違うお店がある」とか「看板は見たことあるけど行ったことなかったわね」と思ってもらえると楽しいかなと思いまして。改札のすぐ横、一番人通りが多い場所でやるのにもちゃんと意味があって、より多くの人に見てもらえる場所で情報発信もしていただけると考えています。

―お客様と同じように『ルミネ』で働くみなさんも地元愛が強いということなんでしょうか?

加藤:正直、私たちは荻窪店に配属されるまで、この地域には縁がなく、知らないことが多かったのですが、やっているうちにじわじわ好きになる、どんどん味が出てくるというか。探っていくとこういう素敵なお店があるし、お店の方とお話しているとどんどん好きになるというか。他の店舗では経験できない、ありがたい、いい経験をさせてもらっていますね。

腹を割って話すことで、共感の輪を広げる

―『なみイチ』をはじめて、考えが変わったり、別の仕事に活かされたりしていることはありますか?

冨井:私にとってこの『なみイチ』が配属されてはじめてのミッションで、それまでは自分の担当しているフロアのことしか考えられていなかったんですが、これがきっかけで「街を知らなければならないんだな」と強く思い、街を歩くようになりました。街歩きを通じて「こういう方たちが荻窪店に来てくださっているんだ」とか、「こういう方たちのお陰でこの地域は成り立っているんだ」というようなことを考えるようになりました。そこからいろいろな人と関係をつくることの大切さを、今まさに学んでいます。

加藤:私は『なみイチ』立ち上げの際に、まず出店者さんを探すところから携わっていたので、はじめは断られるのではないかと思っていたんですが、話してみるとみなさん意外と「面白そうですね!」とノリノリになってくださって。そういうところで地元のあったかさを知りました。「あぁ、こういう人たちがこういうお店をやっているから(この地域が)成り立っているんだなぁ」と。あと、仕事をする上ではやはり人と人のつながりが大切なので、コミュニケーションの仕方を学んだと思います。今まで仕事では礼儀やビジネスマナーのようなものばかりを意識してしまっていたのですが、時にはフランクに腹を割って話すということも大切なんだと『なみイチ』のお店の方々と話す中で学んだ気がします。

―直接お話をして伝えないとその熱量が伝わらなかったりしますもんね。「想い」の部分で共鳴して、参加されるお店がこれだけ増えているということは素晴らしいことと思います。西荻ラバーズフェスも同じような想いで活動しているので、すごく共通するものがあります。


実際に街を歩くことでいろいろな発見があったという冨井さん。

地域と共に生きる

−今後の目標についてお聞かせいただけますか?

加藤:『なみイチ』と聞いて「あぁ、あれね!」という感じになるのが夢。杉並区界隈で「あそこのお店、『なみイチ』出たらしいよ」と話題になるくらいに浸透するのが目標です。

『なみイチ』に出店することが、一つのベンチマークになるような。

加藤:そうですね。そのくらい浸透するとうれしいですし、そのためにはもっと頑張らないといけないと思っています。

―『なみイチ』出店による反響や変化はありましたか?

加藤:『なみイチ』でお店を知って実際に店舗にも足を運ぶという流れはあると聞きます。「よし!」とうれしくなります。その流れができるのが私達にとっても理想ですね。あと、お客様の会話を聞いていると、「あ、意外と我が家の近く!」とか、「今度お店に行きます!」という声も聞こえてきます。

―近所にあっても意外と「灯台下暗し」で気がつかないことがありますもんね、どうしても職場と自宅の往復になリがちなので…。

加藤:やはり駅ビルなので仕事帰りにも立ち寄りやすい場所ですし、疲れた時に訪れて、『なみイチ』でちょっとした発見やリフレッシュにつなげてもらえたら理想的ですね。

―『なみイチ』は荻窪店独自の取り組みですが、『ルミネ』さんが全社的に行なっている『ココルミネ(※)』とは考え方の根っこは同じなのでしょうか?

※ルミネの「日本のものづくり」の素晴らしさを発信・支援するプロジェクト。

加藤:そうですね。『ココルミネ』には「地域共生」と「産地支援」という大きな2軸がありまして。『なみイチ』のように地元の方々と一緒になって街を盛り上げていこうというのは、まさに『ココルミネ』の「地域共生」の考え方と同じだなと思います。「産地支援」の方はものづくりの現場、川上の方を私たち自身がしっかり知ることで、最終的な消費者、お客様にもそこをしっかり伝えていきましょうという考え方になりますね。

―もともと「地域共生」や「産地支援」をという考え方を大事にしていて、それが具体的に表れたものが『ココルミネ』や『なみイチ』といった取り組みなんですね。

加藤:はい、荻窪店は特に地域との結びつきが強いので、具体的に目に見える形でスタートできているのかなと思います。本当に荻窪店ならではの取り組みですね!


『ルミネ』のコーポレートカラーを思わせる、抜けるような青空を背景に記念撮影。『なみイチ』の今後の展開も楽しみ!

– – – – – SHOP DATA – – – – –
ルミネ荻窪
Tel:03-3393-3751
〒167-1143 杉並区上荻1-7-1
アクセス:JR荻窪駅直結

なみイチ

ルミネ荻窪がセレクトした、杉並エリアの魅力的なショップが限定出店。
ぜひお立ち寄りください!
開催日時:日曜14:00〜17:00/月曜17:00〜20:00
開催場所:ルミネ荻窪B1入口ドア横(JR荻窪駅B1改札横)

※『なみイチ』へのご出店に興味のある方は下記アドレスまでお問い合わせください!
ルミネ荻窪(担当:冨井)c-tomii@lumine.co.jp
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★次回は3/6(火)配信予定!昔なつかしい?いや、新しい?コインランドリー『Laundry & Style Glanz 桃井』さんです!

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